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ファンドレイジングを学ぶ4つの方法【基礎から実践まで】

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この記事は、次のような悩み・疑問を解決します。

  • 将来ファンドレイザーとして働くために、今できることを知りたい
  • ファンドレイジングを基礎から学ぶ方法が知りたい
  • ファンドレイジングを勉強できる学校ってあるの?

こんにちは、イタガキ(@gakisan2)です。

近年、多くの人々に着実に認知されつつあるファンドレイジング

とくに多くの人が一度は耳にしたことがあるクラウドファンディングは、ファンドレイジングの方法の一つで、昨今急速に成長している寄付市場の一つと言えます。

そんなファンドレイジングを成功させるためには様々な知識やスキルが必要な一方で、それを学ぶ方法についてはあまり知られていません。

実は、私自身もNGO団体に所属していて、団体のファンドレイジングを強化したいと考えており、今まさにファンドレイジングを勉強している真っ最中です。

この経験から、今回はファンドレイジングを学ぶことができる方法を4つ紹介したいと思います。

ファンドレイジングを学ぶ方法には、以下の4つがあります。

  1. 独学で学ぶ
  2. 研修で学ぶ
  3. 学校で学ぶ
  4. 実践で学ぶ

以下で詳しくお話していきます。

この記事では、以下の内容について解説します。

  • ファンドレイジングとは
  • ファンドレイジングを学ぶ方法

ファンドレイジングとは

まず初めに、簡単にファンドレイジングについて説明します。(ご存じの方はスキップしてください)

ファンドレイジングとは、NGOやNPOなどがが行う資金調達のことを指します。

しかしその業務は、ただ単にお金を集めるだけでなく、団体のビジョンや活動を多くの人に理解してもらうための広報・マーケティング業務、営業業務など多岐にわたります。

ファンドレイジングを専門に行う職業をファンドレイザーと呼び、寄付文化が根付いているアメリカなどではなりたい職業ランキングの上位になったこともある人気の職業です。

ファンドレイザーについて詳しく知りたい方は、こちらの過去記事をご覧ください。

【社会を変える仕事】ファンドレイザーとは|仕事内容、資格、年収まで

ファンドレイジングを「独学」で学ぶ方法

まずは、独学でファンドレイジングを学ぶ方法を紹介します。

こちらは、「基礎・基本から学びたい方」「使える費用や時間が限られている方」におすすめの学習方法となっています。

書籍で学ぶ

今も昔も、知らないことを学ぶ方法として最も簡単な方法は、本を読むことです。

ただ残念ながらファンドレイジングに関する日本語の書籍はほとんどありません。

ここでは私がファンドレイジングに興味を持ったきっかけとなった1冊を紹介します。

「改訂版 ファンドレイジングが社会を変える (非営利の資金調達を成功させるための原則)」(鵜尾雅隆,三一書房)
日本ファンドレイジング協会会長の鵜尾雅隆さんが書かれた、ファンドレイジングについて網羅的にまとめられた一冊。ファンドレイジングとは?といった基本的な知識から、どうやってファンドレイジングを効果的に行うべきかといった実践的な内容まで知ることができます。

ウェブサイトで学ぶ

最近は、ファンドレイジングについての情報がまとまったウェブサイトも増えています。

以下で、2つのウェブサイトを紹介します。

ファンドレイジングジャーナル・オンライン
日本ファンドレイジング協会が運営するファンドレイジング情報サイト。初心者からプロフェッショナルファンドレイザーまで、有益な情報やコラム記事が閲覧できます。無料でメルマガ登録ができ、会員になると会員限定の記事も購読可能。

ファンドレイジングのレシピ
よりファンドレイジングの実践的な知識を学びたい人におすすめのサイト。非営利団体や市民活動グループの広報や資金調達担当者にうってつけの内容も盛りだくさんです。

資格取得で学ぶ

書籍やウェブサイトをご覧になり、よりファンドレイジングについて学びたいと思った方には、ファンドレイザーの資格取得を目指すことをおすすめします。

現在日本には、日本ファンドレイジング協会が設ける「認定ファンドレイザー®」資格認定制度があり、その取得を目指す過程で学ぶことができます。

実は私自身も現在「准認定ファンドレイザー」という資格取得に挑戦中です。

こういった目標を立てることで、自分で学び続けるモチベーションを維持できそうな方はぜひ挑戦してみてください。

ファンドレイジングを「研修」で学ぶ方法

ファンドレイジングを独学で学び始めてみて、「もう少し深く学んでみたい」「実際に専門家に質問してみたい」と感じた人には研修やセミナーに参加してみるのはいかがでしょうか。

ファンドレイジングに関する研修やセミナーは、実は年々増加しており、NGOやNPO団体を中心に数多く開催されています。

そんな情報を得ることが出来るウェブサイトを2つ紹介します。ぜひ定期的にチェックし、興味・関心のある研修に参加してください。

最近はオンライン開催も増えていますので、地方在住の方もチェックです!

日本ファンドレイジング協会HP
認定ファンドレイザーの資格を取得した講師による研修やセミナーに申し込むことができます。セミナーはほぼ毎月行われていて、認定ファンドレイザーの資格取得に必須の研修もこのページから申し込むことができます。

CANPAN (カンパン)
日本財団が運営する、市民活動に取り組む方々の情報発信をお手伝いすること目的としたツールを提供するサイト。現在ファンドレイジングを実践している人はブックマーク必須のサイトです。助成制度の情報などもあり!

ファンドレイジングを「学校」で学ぶ方法

研修などに参加してみてさらに専門的に学びたいと感じた方、または独学で学ぶのは自分に合っていないという方には、学校に通って学ぶこともできます。

また同じ志を持った仲間と共に学ぶことは、さらなるモチベーションにも繋がります。

ここでは、社会人をしながらでも通うことができるスクールと、ファンドレイジングだけでなく非営利組織などの活動を総合的に学問として学ぶことができる大学、2校を紹介します。

ファンドレイジング・スクール
この記事で何度も登場した日本ファンドレイジング協会が運営する日本で唯一のファンドレイジング専門のスクールで、1年間を通じて認定ファンドレイザーの資格を有した講師陣による講義や研修、ゼミなどを通じて実践的なスキルと仲間を得ることができます。スケジュールは平日の夕方と土日で構成されており、社会人の方でも通いやすい日程となっています。

金城学院大学 人間科学部コミュニティ福祉学科
2020年より全国の大学で初めて、准認定ファンドレイザーの受験資格を授業内で取得できる「ファンドレイジング演習」という授業を開講しました。また同学科は、将来NPOなどの非営利組織などで働くために必要な力の育成も目指しており、フィールドワークやインターンシップなどの体験型授業も充実しています。将来、NPOなどの非営利組織で活動をしたい高校生の方などはチェックです!

ファンドレイジングを「実践」で学ぶ方法

最後に紹介する方法は、頭で考えるより実際にやってみたいという方向けの実践的な方法です。

ずばり、NGOやNPOのファンドレイジング業務を担当してみることです。

とは言ってもなかなか就職や転職するまでの勇気はないという方は、ボランティアやプロボノとして参加するところから始めてみてはいかがでしょうか?

NPOなどの市民団体は常に人材不足を抱えており、とくに人手が必要なファンドレイジング業務については、ボランティアなどを募集していることがあります。

そのようなNGO・NPOのボランティア・プロボノの求人情報を得ることが出来るサイトを2つ紹介します。

activo (アクティボ)
国内最大級のNPO・社会的企業のボランティア・職員/バイトの募集サイト。全世代向け、ジャンルを問わず、ボランティアから社員まで様々な募集が探せるサイトです。

サービスグラント
サービスグラントはプロボノ(社会的・公共的な目的のために、職業上のスキルや専門的知識を生かしたボランティア活動)を通じて、社会的課題解決に取組む非営利組織(NPO・地域団体等)の基盤強化を支援する組織です。プロボノとして参加したい人が登録し、ある団体の支援プロジェクトに登録者をチームとして派遣する事業を行っているのが特徴です。

さいごに

いかがだったでしょうか?

ファンドレイジングを学ぶ目的は、何らかの市民団体に所属し、その活動資金を得ることが第一義的な部分であるとは思います。

一方で、ファンドレイザーとして活躍することは、資本社会におけるお金の流れを変え、取り残されている方々にお金が届くようにする行為でもあるため、社会にとって必要な職業であるとも言えます。

この記事を通じて、ファンドレイザーという仕事がもっと認知され、人々の憧れの職業の一つとなり、よりよい社会が形成されていくことを期待しています。

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板垣 暁歩

国際協力NGOルマナイサモア所属
サモアを愛する国際協力師
2020年7月よりサモアで算数・数学教育の新たなプロジェクトをスタート予定。「教育で人と世界をつなぐ」をモットーにサモアと日本の学校をつなぐプロジェクト進行中。ライターとして教育・国際協力の記事も執筆。

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