サモア

サモアでローカルバスに乗る3つの魅力|乗り方、料金、注意点なども解説

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この記事は、次のような悩み・疑問を解決します。

  • サモアのローカルバスがなぜ魅力的なのか知りたい
  • サモアのバスの乗り方や料金、注意点が分からない
  • サモアの面白いバス文化を知りたい

皆さんは海外旅行に行ったら、現地の移動手段はどのように決めていますか?

「時間が早い」「料金が安い」「その国ならではの乗り物」などなど

みなさん、それぞれの基準で決めていると思います。

もしあなたがサモアに旅行で来た際は、ぜひ「ローカルバス」を体験していただきたいです!

それは、サモアでローカルバスには、次の3つの魅力があるからです。

  1. 安くて簡単で便利
  2. 色んなサモア文化に触れられる
  3. サモア人と仲良くなれる

この記事では、

  • サモアのローカルバスの乗り方、料金
  • サモアのローカルバスの魅力
  • サモアでバスに乗る際の注意点

サモアの文化についてもっと知りたい方は、こちらの記事もあわせてご覧ください。

サモアのローカルバスとは

まずはじめにサモアのローカルバスの特徴や乗り方などを紹介します。

トラックの運転席+木造の乗客席

サモアのバスは、一目でそれと判るような特徴をしているので、すぐに見つけられます。

サモアのバス
サモアのローカルバス

その構造は、前方部分のトラックの運転席のような部分の後ろに、木造の乗客席がくっついたものです。

最近では、日本で見かけるような形状のバスも増えてきてはいますが、サモアと言えばやっぱりこの形です。

また、デザインやカラーも様々で、とにかくかわいい!

サモアのバスはカラフル
これは。。。

このバスに揺られながらエメラルドグリーンの海を眺めなるだけで、最高の気分になります。

いつでもどこでも乗降オッケー

続いて、バスの乗り方・降り方について解説します。

サモアは、バスターミナルこそ首都に2つありますが、バス停のようなものはあまりありません。

したがって、基本的にバスの運行経路上であればどこでも乗り降りが可能です。

バスの乗り方の手順

  1. 車通りのある道路沿いに立ってバスを待つ
    (ヤシの木の下の日陰で待つのがオススメ)
  2. 遠くにバスを見かけたら、一歩前に出て自分の存在をアピール
  3. バスが近づいたら右手をピンと挙げる
    (まっすぐではなく30度ほど地面側に傾けるのがポイント)
  4. バスが停まったのを確認して中に乗り込む
    (若者はなるべく後ろに乗るのがサモアのマナー)

基本的にバスのルートは、サモアの様々な村から出発してアピアに行き、また村に戻るというコースを一日に何往復もしています。

バスを正面から見たとき、運転席上に地名が書いてあるのですが、これは出発地の地名が書かれているため注意が必要です。

そのバスが上りであればすべてアピアへ行きますが、下りの場合は出発地に戻るバスです。

ただ、そのバスが上りか下りか、どのルートを通って目的地に行くのかは、サモア初心者には難しいので、乗る前に運転手に自分が行きたい場所を確認するのがベターです。

バスの降り方

  1. 目的が近づいたら自分の近くにある紐を確認する
  2. 自分が降りたい場所に来たら紐を引っ張る
    (バスが停止するまで制動距離を計算し、やや手前で引っ張る)
  3. バスが停まったのを確認して運転席に近づき、料金を運転手に手渡す
  4. お釣りをもらってから降車

バスの天井にはひもが張り巡らされており、それを引っ張ると運転席の横のブザーが鳴り、運転手がバスを止めてくれる、という仕組みになっています。

しかし、バスによっては紐がないものもあるので注意です。(特に新しいバス)

でもあわてないでください!そんなときは財布から硬貨を取り出し、降りたい場所に近づいたら、その効果をバスの窓にノックするように叩きつけてください。(割と強めでも大丈夫)

その叩きつけた音を運転手が聞き取り、バスは止まります。

もし気づいていないようなときは、大声で「Stop please!!」と叫ぶか、近くのサモア人の乗客に「I want to get off here」と伝えれば、代わりに大声で止めてくれます。

料金と支払方法

次にバス料金と支払方法について説明します。

国で定めたバス料金を事前にチェック

海外で公共交通機関に乗るのが不安な理由に、バスの料金が分からないというのがあります。

サモアの場合は、国で定めた料金表があります。

upolu island bus schedule and fares – western samoa independent travel

ですがあくまで代表的な場所だけのざっくりとした情報で、結局どこでも降りられるサモアではあまり当てにならないことが多いです。

ただ、この料金表を見て、大体の相場がわかれば多く払いすぎることはないですし、

運転手に聞いて料金を支払えば、ぼったくられる心配もほとんど無いので安心してください。

大体の感覚ですが、首都のなかであれば徒歩30分以内くらいは1タラ(約40円)で行けます。遠くの地方まで行ったとしても10タラ以上払うことはほぼ無いと思います。

料金を支払う方法とタイミング

料金は後払い式になっています。

基本的に運転手は誰がどこから乗ったかを記憶しています。とくに私たちアジア人の乗客はほとんどいないので、余計に覚えていると思います。

乗降口は運転手の横に一カ所しかないので、降りる際に運転手に料金を聞き、支払い、降車するという手順です。

サモアの独特なバス文化

次に、サモアのローカルバスはサモア文化の一つと言っていいほど、面白いルールや役割がたくさんあります。

サモアでバスに乗るだけで、異文化体験ができるといっても過言ではありません。

以下でいくつか紹介します。

満席でも大丈夫!補助席はサモア人の膝の上

サモア人にとってバスは通勤・通学、買い物と日々の日常に欠かせないものです。

しかし、サモアのバスにはこんなルールがあります。

バスの中で立ってはいけない

これは法律で定められており、警察に見つかると運転手が指導+罰金を受けてしまいます。

しかし、通勤ラッシュ時などはバスは満席に近いような状態になります。

そんなとき、サモア人はなんと、膝の上に座ってこの局面を打開します。

サモアではバスが満席のときは、乗客の膝の上に座る
バスが満席のときは膝の上に座る

サモアのバスに補助席などはなく、乗客の膝の上がまさに補助席(笑)

大体、体の大きな男性やおばちゃんの上に体重の軽い若者が乗ります。

面白いのが、満席になってさらに乗客が乗って来ると、とくに誰が言う訳でもなく、体の大きな人が体重の軽そうな人の肩をたたき、膝の上にいざないます。

たしかにこれなら誰も立っていないので、法律的にオッケー!?

バスには人間以外にも色んなお客さんが

バスに乗って来るのは人間だけではありません。

何に使うのかわからないベニヤ板が車内に

大きな荷物や大量の食糧、バカ長い建設用の木材、時には豚の丸焼きなども乗ってきます。

じつは、宅配便や荷物を輸送する手段がないサモアでは、その役目をバスが担っています。

遠隔地の人々に食料の配達もしてくれるサモアのバス

とくに、首都にあがる機会が少ない地方の人々ほど、このシステムを活用しているのです。

そのため、地方からのバスに乗ると、様々なおつかいを頼まれた運転手がいろんな店に寄り道をするので、全然目的地に着かないなんてこともあります。

ぜひサモアのバスに乗ったときは、何が乗ってくるか、どこに寄り道するかを楽しんでください。きっと帰国後のいいお土産話になりますよ。

ちなみに私が乗ったバスは、途中で店に寄り道をし、運転手が降りてアイスクリームを食べて休憩していました。

これは絶対「おつかい」じゃないっ!!

なぜみんなバスに手を振るの?

あるとき、私がいつものようにバスに乗って地方に行くと、道行く人がみんな近づいてきたバスに手を振っているのに気づきました。

最初はバスに乗りたいのかな、と思っていましたが、運転手は無視してどんどん通り過ぎていきます。

気付いていないのかな?と思いながらも、またしばらくするとバスに手を振る村人が。

どうやら、バスの運転手と手を振った人は知り合いで、挨拶してるだけだったようです。

よく見ると運転手も笑顔で手を振り返していました。

実は、私はこの光景がサモアで最も好きなシーンの一つです。

おそらくですが、地方にとってバスの運転手は、地域にとって欠かせない交通手段としてだけでなく、おつかいや買い物を頼める便利屋さんのような存在。

それだけ村の人たちに信頼されているから、みんな手を振ってあいさつするんじゃないかと思っています。

たしかに日本でも知り合いに会ったら手を振ったりしますが、サモアの地方は、村人ほぼ全員が自分の村のバスに手を振ります。

その光景を見てコミュニティの絆の強さや温かさを感じるのです。

サモア人とのコミュニケーションを楽しもう

バスターミナルは憩いの場

サモア人はとにかく外国人などのよそ者を歓迎してくれる文化です。

バスに乗ると、色々と話しかけられることも多いです。

「どこの国から来たか」「俺は日本に行ったことがある」「お菓子食べるか?」「サモア人の嫁さん見つけて結婚しろ」

など、色々絡まれます(いい意味で)

あるとき話しかけてきたサモア人は、「俺は大学で日本語の授業をとっていた」と日本の「島唄」を歌い始め、フルコーラスで一曲聴かされました。

バスはサモア人と触れ合う場所としても最適かもしれません。

サモアでバスに乗る際の注意点

さて、このように魅力たっぷりのローカルバスですが、いくつか注意点もあります。

安全運転に不安あり、危険を感じたらすぐ降車しよう

特に地方行きのバスに乗るときに注意してほしいのが、スピードの出しすぎです。

首都アピア周辺は交通量も多く、至る所に「バンプ Bump」という速度を落とさせるための隆起があるため、あまり心配はいらないのですが、

地方になると交通量が少なく、スピードを出しがちです。

しかも、サモアのバスには基本的にシートベルトが備わっていないため、

危険を感じるようなバスに乗ってしまった場合はすぐに降りて、次のバスを待つか、タクシーに乗り換えるなどした方が無難です。

ただ、多くのバスは安全運転ですし、危険な運転をしていたら乗客のおばちゃんが黙っていません笑

それでも不安な方は、バスの利用は近場だけにして、遠出の場合はタクシーやレンタカーなどを利用するとよいでしょう。

バスの中で居眠りは厳禁

サモアに限らず、基本的に海外旅行でバスなどの公共交通機関のなかで居眠りは絶対に厳禁です。

むしろ居眠りできる日本が安全と言うか、無頓着と言うか。。

それに関して言えばサモアもかなり治安的には安全です。日本以上かもしれません。

それでも公共の場で居眠りするのは避けましょう。(これは日本でも)

あと、カバンを体の前で抱えるとかも基本ですね。

さいごに

いかがだったでしょうか?

今回はサモアのローカルバスの乗り方や魅力、注意点について解説しました。

海外旅行でその国の文化を知るには、その国の生活に入り込むのが一番です。

その方法の一つとして、公共の乗り物に乗るという選択は、もしかすると観光地に行くよりも発見があり、本当の文化を体験できるかもしれません。

とくにサモアのローカルバスは、日本ではありえないハプニングがたくさん起きるため、それすら楽しむことこそ旅の醍醐味ではないでしょうか。

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板垣 暁歩

国際協力NGOルマナイサモア所属
サモアを愛する国際協力師
2020年7月よりサモアで算数・数学教育の新たなプロジェクトをスタート予定。「教育で人と世界をつなぐ」をモットーにサモアと日本の学校をつなぐプロジェクト進行中。ライターとして教育・国際協力の記事も執筆。

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